源次郎の刻印

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そこには理由がある

 ルールと言うものには理由がある。
 それは常識とか言ったものとは違う。規則であったり基準であったりの事である。

 ヒゲ禁止。長髪禁止。スキンヘッド禁止。
 自衛隊の時に禁止されていた事の一部である。
 ヒゲや長髪が禁止なのは、自衛隊服務規則の中に「品位を保つ義務」と言う項目があって、これに反しないようにと言う理由もあるのだけれど、品位を保てる程度のヒゲや長髪なら良いかと言うとそうでもない。
 これにはもっと現実的な理由があって、戦時においてより生存率を上げる為であると教えられた。
 ヒゲも長髪も毒ガス攻撃を受けた際に、体毛や毛髪の間にガスが残留しやすい。皮膚に付着するタイプの毒ガスや皮膚呼吸からも浸透するタイプの毒ガスの場合、この残留は非常に危険なのだ。
 毒ガス攻撃なんか受けたら茶髪だろうがロン毛だろうが、死ぬ時は死ぬとか思ってはいけない。そもそも自衛隊の充足率は高くはない。少ない人数で如何に戦うのかと言う話しになれば、如何に死なないかを前提にしなければならないのだ。
 スキンヘッドがが禁止なのは、頭部を保護すると言う役目を失ってはならないからだ。

 学生さん達がやる体力検定。いまでもそんなのあるのかな?
 学生さんの場合、全国平均とかで1級とか2級とか級外とかランク付けされるのかな? 自衛隊の場合は平均もへったくれもなく、もっと現実的である。
 1級とか2級とかそんなのはあまり問題ではなく、問題なのは級外である。
 私が教えられたのは、「級外とは戦死である」と言う事。
 幅跳びの幅はは、戦場において飛び越えなければならない塹壕の幅
 ソフトボール投げの距離は、それくらいは投げられないと自分の投げた手榴弾で自分が死ぬ距離
 50メートル走(土嚢運搬)のタイムは、それくらいのスピードで走らないと狙撃されるタイム

 起床ラッパの前に起きてはいけない。
 自衛隊の教育隊では、起床ラッパが鳴ると同時に飛び起き、戦闘服やジャージに着替えて外に飛び出す。班ごとに整列して班長が点呼を行い報告を行う。区隊全員の報告が終わるまでが競争なのだ。遅い区隊や班は腕立て伏せやらなんやらのペナルティーが与えられる。
 そうするとどうするかと言うと、起床ラッパの5分とか10分とか前に起きている隊員が出てくる。ベッドの中でモソモソと着替え始めたりするわけだ。それが教官に見つかると酷い目に合う。
 自衛官にとって起床から点呼の流れは眠っている時に攻撃を受けた場合の訓練だからである。熟睡している状態からいかに早く平常時の戻れるのかの訓練なのだ。
 いつ敵が来るかわかるはずもないので、前もって起きておくとかはダメなのである。
 
 あくまで私が教えられた事。
 私自身は納得している。
 精神論じゃないの?とか ミサイル飛んで来たら終わりじゃんとか、自衛隊にとって戦争が現実的かどうかとか、そういう事ではない。
 他の理由を教えられた人もいるかも知れないけれど、世の中には理由があってルールがあって、理由がわかるとルールって守りやすいんだなと、生徒手帳とは違うんだなと思えた事例だった。
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